
おむつにまつわるQ&A
赤ちゃんとおむつは切っても離せないもの。なるべく清潔に保ってあげたいですよね。「おむつ」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。
[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生
東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

おむつ替えのときに、お尻を拭いて清潔にしたあとオイルや軟膏のようなものを塗ってあげたいと思うのですが、おすすめはありますか?
(5カ月 女の子)
できれば油分の高いものがおすすめです。
尿や便による汚れがおむつかぶれの一番の原因になるので、お尻を清潔にしたあとにワセリンなどを塗布することで肌への直接の汚れ刺激を防ぐことができます。それでもおむつかぶれができてしまったときは、程度に応じたお薬が処方されますので、我慢させずに小児科を受診することをおすすめいたします。
すぐおむつかぶれを起こしてしまいます。よい予防方法はないでしょうか?
肌が弱いからなのか、すぐおむつかぶれを起こしてしまいます。用が済んだらすぐに替えてあげたいのですが、泣いて教えてもくれません。よい予防方法はないでしょうか?
(3カ月 女の子)
肌を清潔にすることを心がけ、保湿、肌を保護する油分の高い軟膏塗布がおすすめです。
おむつかぶれは便や尿などの汚れによる刺激が一番の原因になります。肌を清潔にすることを心がけ、保湿、肌を保護する油分の高い軟膏塗布がおすすめです。またおしり拭きペーパーなどによる『拭く』という行為も、肌の弱い赤ちゃんにとっては刺激になります。とくに下痢のときのように何度も拭かなくてはならないときは、臀部浴で石鹸をつけて優しく洗い、タオルで押し拭きをするとよいでしょう。