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夏の食べ物にまつわるQ&A

食中毒が気になる季節です。どんなことに気をつければ良いのでしょう?また、暑くて食欲がなくなった赤ちゃんに冷たいものを与えてもいいのでしょうか? 「夏の食べ物」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

食中毒予防にできることを教えてください。

食中毒が気になる季節ですが、離乳食の作り方や保存方法で気をつける点を教えてください。

(6カ月 女の子)

普通の食べ物と同じ注意がまずは必要です。その上で、大人が細心の注意を払ってあげる必要があると思います。

調理の時に手や器具を清潔にする、食材をよく洗う、加熱するなど適切な処理を行う、ほかにもいろいろありますが、普通の食べ物と同じ注意がまずは必要です。その上で、赤ちゃんが食べるものなので、大人が細心の注意を払ってあげる必要があると思います。消費期限の確認、解凍したあとの再冷凍はされていないか、口を付けた食べ物を長時間保存していないかなど、赤ちゃんが注意できない分は大人が気をつけてあげましょう。

暑くて食欲がないときは冷たい食べ物を食べさせてもいいでしょうか?

夏バテなのか食欲がありません。冷たい食べ物を食べさせてもいいでしょうか?食べさせるときの注意点も教えてください。

(1歳 男の子)

まずは少量ずつ与えてみて、食いつきがいいようなら、一気に与えず、ゆっくりペースで。

冷たい食べ物を過度に食べさせると、消化器官の発達していない赤ちゃんはお腹を壊してしまいます。しかし、食欲がない赤ちゃんを見ているとやはり心配になりますよね。まずは少量ずつ冷たい食べ物を与えてみて、食いつきがいいようでしたら一気に与えず、白湯などを飲ませて胃を落ち着かせてからゆっくりペースで食べさせてみるといいかもしれません。冷たいものばかりにならないように、調子が出てきたらほかの食べ物も交えて工夫して食べさせてみましょう。

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