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性格にまつわるQ&A

活発な子やおとなしい子、子どもの性格は多種多様ですが、なかには悩みをもつママも…。「性格」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

もう少し優しさを身につけてほしいと思っていますが、何かよい導き方はないでしょうか?

活動的な性格で、外でお友だちと遊ぶのが大好きです。体を動かすことが好きなようですが、ちょっと乱暴で空気が読めないところがあります。もう少し優しさを身につけてほしいと思っていますが、何かよい導き方はないでしょうか?

(5歳 男の子)

まだ社会性が育っていない年齢なので仕方ない部分もあります。友だちと遊んだり、集団遊びやスポーツをする中で自然と身についていくでしょう。

友だちと遊ぶこと、体を動かすことが大好きというのは、お子さんが健全に発育、発達している証拠です。乱暴、空気が読めないというのは個性とも言えますが、まだ社会性が育っていない年齢なので仕方ない部分もあります。友だちと遊んだり、集団遊びやスポーツをする中で自然と身についていくでしょう。親として、子どもたちの関わりを見守りながら、口や手を出し過ぎないようにしましょう。喧嘩をしてしまったときなどは、子ども同士でどのように解決していくかを見守りましょう。そのあとでまずはお子さんの気持ちを受け止め、「そうだね、○○したかったんだね。でも△くんは□□だったのかもしれないね」と教えていくのはいかがでしょうか。

おとなしい性格で自己主張ができないようです。

本を集中して読むのが好きなので、そこは伸ばしてあげたいと思っていますが…。人とのコミュニケーション能力を養うよい方法は?

(4歳 女の子)

「こういう風にしてみたら?」とお手本を提示してあげましょう。

自己主張ができないのか、しないのか、には違いがあります。性格によるものもあるかもしれませんが、できない場合には「こういう風にしてみたら?」とお手本を提示してあげましょう。自己主張をすることが必ずしも正しいことではありませんが、自分が嫌なこと、したいことを我慢せずに相手にきちんと伝えられることは大切ですね。これから幼稚園や小学校に上がっていくとお母さんが教えなくても集団の中で自然と学んでいくことも考えられますよ。

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