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夏の過ごし方にまつわるQ&A

水分補給や暑さ、紫外線対策など、体調管理が大変な「夏の過ごし方」について。ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

夏場の水分補給、母乳以外に何を飲ませたらよいでしょうか?その他の留意点も教えてください。

(4カ月 女の子)

4カ月のお子さんであれば、白湯や麦茶あるいは果汁やイオン水なども大丈夫です。

甘すぎないように果汁は白湯で薄めたり、イオン水もこども用のものを選ぶと良いと思います。朝起きたとき、外出して汗をかいたとき、入浴後などに水分補給をこまめにしてください。

赤ちゃんの水遊びは何カ月ころからできるものでしょうか?

(6カ月 男の子)

水遊びを始める月齢は特にないと思いますが、夏の昼間の屋外での水遊びは気温や直射日光に注意が必要です。

水遊びは想像以上に体力を消耗しますので、お子さんが楽しんで遊んでいても親が時間をきちんと管理してあげてください。こども用の日焼け止めを塗ることも大切です。

赤ちゃんの紫外線対策について、日光を浴びさせることのメリット・デメリットを教えてください。

(8カ月 女の子)

紫外線は悪いことばかりではありませんが、十分な注意が必要です。

昼夜のリズムをつくる体内のホルモンを整えるためには、小さいうちからの日光浴が必要ですが、夏場の昼間の直射日光や気温には十分気を配ってください。帽子をかぶる、肌を露出させすぎない、UVクリームを使用する、日光浴を朝夕の時間帯にするなどの工夫が大切です。

夏になると食が細くなります。しっかり食べさせたいのですが気をつけるべきことはありますか?

(4歳 女の子)

大人と同じように熱い食べ物を避けたり、のどこしの良いものを選ぶと良いでしょう。

夏は大人でも夏バテをするなど体力が消耗しやすく、食欲もなくなることがあります。大人と同じように熱い食べ物を避けたり、のどこしの良いものを選ぶと良いでしょう。どうしても食欲がない場合には、水分だけでもきちんと補給してあげられるようにしてください。

室内のエアコンの設定温度はどのくらいにしたら良いでしょうか?赤ちゃんと大人で変えるべきでしょうか?

(5カ月 男の子)

基本的には大人が心地よいと思える程度の温度であれば赤ちゃんも大丈夫ですが、赤ちゃんの肌を触ってみて冷たく感じるようなら、冷え過ぎの可能性があります。

赤ちゃんはまだ体温調整がうまくできません。基本的には大人が心地よいと思える程度の温度であれば赤ちゃんも大丈夫ですが、赤ちゃんの肌を触ってみて冷たく感じるようなら、冷え過ぎの可能性があります。節電対策などでいわれている28度くらいの設定が一番望ましいと思います。

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