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泣くことにまつわるQ&A

夜泣きをする子、泣かない子。お母さんにとってはどちらも心配。泣くことは赤ちゃんにとって大事なコミュニケーションの方法です。「泣くこと」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

夜泣きの原因や対策などを教えてください。

夜泣きがひどいです。授乳しても泣き止みません。考えられる原因や対策などを教えてください。

(6カ月 男の子)

まずは睡眠リズムを整えていくことが大切です。

ちょうど6カ月くらいの時期は、睡眠リズムを作りはじめるころですので、夜泣きがピークの時かもしれません。もともと感覚が過敏なお子さんもいて、少々の物音や光でも覚醒しやすかったり、日中に嫌な体験(注射など)をしたり、人混みで興奮をした場合などに夜泣きが強くなることがあります。まずは睡眠リズムを整えていくことが大切です。夜泣きがあっても決まった時間に毎朝起こして、日中よく活動をさせて体をつくるように心がけましょう。夜泣きは長く続くものではありません。できるだけリラックスして、親子でこの時期を乗り切っていきましょう。

あまり泣かないので心配です。理由として考えられるのは?

おとなしくてほとんど泣きません。おむつが汚れていても、熱があっても泣かないので、逆に心配です。理由として考えられるのは?

(10カ月 女の子)

もともとの性格でおとなしい子や、逆に癇の強い子もいます。

泣くことは言葉を持たない赤ちゃんにとって、大事なコミュニケーションの方法です。1回も泣いたことのない赤ちゃんはいないと思いますが、もともとの性格でおとなしい子や、逆に癇の強い子もいます。おとなしくてあまり泣かない赤ちゃんでも、泣くこと以外で何らかのサインを出してお母さんとコミュニケーションを取ろうとしている場合もあります。小さなサインに目を向けてあげましょう。もし気になることが多い場合は、専門の小児科医に相談してみると良いでしょう。

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