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好き嫌いにまつわるQ&A

無理強いはしたくないけれど将来困るのでは?と心配になる、人や物、そして食べものの好き嫌いについて。ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

食べ物の好き嫌いが多いです。

無理強いしたくありませんが、食べられるものが少ないと将来困るのでは?と心配しています。

(3歳 女の子)

食べ物の好みは成長とともに変わってきますので、それほど心配しなくても大丈夫だと思います。

初めて食べるものに抵抗を覚えることは、お子さんにとって自然なことです。また、食べること自体にあまり興味がないお子さんも中にはいます。まず、食事は楽しいものだと感じてもらうことが一番です。初めてのものや嫌いなものでも、親御さんが楽しくおいしそうに食べることで興味が出てくるかもしれません。嫌いな食べ物について、味や見た目、食感など、何が苦手なのか理由が分かれば、調理で工夫ができるかもしれませんね。

もう少し寛大な子に育ってほしいのですが・・・

自分の好きな子としか遊びたがらないなど、人や物への好き嫌いが激しいです。

(4歳 男の子)

好き嫌いが多いからといって、寛大でないとは言い切れません。

逆に自分の好みがはっきりしていて、それを主張できるなんて素晴らしいとも言えます。幼稚園や小学校などの集団生活を通して社会性が育ってくれば、いろいろなお子さんたちと関われるようになってくると思います。今は物でも人でもお子さんの『好き』という気持ちを大切にして、焦らずに応援してあげてください。

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