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げっぷ・しゃっくりにまつわるQ&A

少し不安になってしまう「げっぷ・しゃっくり」について。ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

背中をトントンは何カ月ころまで必要ですか?

授乳後に背中をトントンしてげっぷをさせていますが、何カ月ころまでさせる必要がありますか?

(1カ月 女の子)

一概には言えませんが、6~8カ月ころまでかと思います。

げっぷをさせる必要がある期間は、消化などの個人差もあるので一概には言えませんが、自分でハイハイやお座りができて、離乳食が始まる6~8カ月ころまでかと思います。
寝返りを頻繁にしても吐き戻したりしないようなら、もっと早い時期にやめてもいいかもしれません。げっぷをさせる理由は、哺乳時に一緒に飲み込んだ空気を出させるためです。
空気でおなかが張ったり、嘔吐してしまううちは、まだまだげっぷをさせてあげる必要があります。

授乳のあと、しゃっくりをしますが原因は何でしょうか?

授乳のあと、しゃっくりをよくするので心配です。考えられる原因は何でしょうか?

(1カ月 男の子)

哺乳などの刺激によってしゃっくりをよく起こすので、それほど心配する必要はありません。

この時期のお子さんは、哺乳などの刺激によってしゃっくり(横隔膜の一時的な痙攣)をよく起こします。まだ横隔膜や嚥下、呼吸などの機能が未熟なことが原因と考えられていますが、それほど心配する必要はありません。授乳をしてあげたり、体を起こして背中をトントンしてあげれば自然に治まるケースが多いので、試してみてください。

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