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ひとりっ子にまつわるQ&A

世間的に兄弟が多いほうが大変だと言われる育児ですが、ひとりっ子のママならではの悩みもありますよね。今回は「ひとりっ子」について。ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

ひとりっ子だからなのか、友だちと遊ぶのが苦手なようです。

人の輪に入っていけるように親としてしてあげられることは?

(2歳 男の子)

積極的に人や友だちと関われる環境を用意してあげましょう。

友だちと上手に遊んだり、人の輪の中に入っていくには、社会性・コミュニケーション能力が必要です。目の前にいる人が自分とは別の感情をもっていて、それらをうまく折り合わせることが人付き合いです。そのような社会性は幼稚園に入る3歳ころまでに育まれることが望ましいです。そのために、積極的に人や友だちと関われる環境を用意してあげましょう。苦手な子でも、場数を踏めば慣れていくものですが、もしなかなか慣れない場合は気心が知れたグループからはじめ、ママがそばに付き添いながら、必要に応じて気持ちの代弁をしてあげましょう。

実家からの「ふたりめは?」のプレッシャーがすごいです。

ひとりっ子ですが、実家からの「ふたりめは?」のプレッシャーがすごいです。どう考えればいいでしょうか?

(3歳 女の子)

必要以上に気にしないことです。

ひとりっ子が良いのか、きょうだいがいたほうが良いのかは、育てるご両親の考え方次第です。祖父母や周囲からの何気ないプレッシャーはよくあることですが、ひとつ言えることは、子どもを産んで育てていくのは、ご両親です。また、子どもを欲しいと思っても、なかなか思い通りにいかない方もたくさんいます。子どもを授かることは、神のみぞ知ることですから、ご両親が考えている、きょうだい像を素直にまわりの人たちにお話すれば良いのではと思います。必要以上に気にしないことです。

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