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パパとママの役割分担にまつわるQ&A

仕事が忙しいときの育児への関わり方、また育児に疲れてしまったらどうしたらいいのでしょう? パパとママの役割分担について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

パパの仕事が忙しくてなかなか育児に参加できません。

パパもそれを気にしているようです。忙しいながらも育児に参加できる良い方法はないでしょうか?

(5カ月 女の子)

短い時間でも、お子さんにしっかりと向き合ってあげればよいと思います。

仕事などで忙しく、育児参加できないと感じているパパも多いことでしょう。でも、育児はお子さんとかかわる時間の長さだけで考えるものではありません。短い時間でも、お子さんにしっかりと向き合ってあげればよいと思います。また、育児で大変なママの家事をパパのできる時間に分担してあげることも立派な育児参加です。ママとパパの関係がうまくいくことで、お子さんの気持ちは安定します。ママが自分ばかり育児をしていると感じずに、パパの忙しさを理解し認めてあげてこそ、お子さんとパパの関係性を良好にしてくれます。

外部の育児サービスを使おうかと迷っています。

共働きで、パパも協力的ですが、最近夫婦揃って育児に疲れ気味です。

(1歳3カ月 男の子)

私としては育児を親だけでおこなうのではなく、誰かを頼ることも大切だと思っています。

子育ての大変さは、共働きのご夫婦にとっても同じことだと思います。「3歳児神話」を言う人もいますが、私としては育児を親だけでおこなうのではなく、誰かを頼ることも大切だと思っています。親以外の大人からお子さんが吸収するものは多いはずです。また疲れてイライラしながら子育てをするのは、お子さんにとっても良くないでしょう。育児サービスを使うことに罪悪感を感じなくてもいいと思います。ただし注意点として、大切なお子さんを預けるわけですから、安全性が一番だと思います。預ける環境の安全性や信頼性を見極め、営利主義だけのサービスは避けるようにしたいですね。

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