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情緒教育にまつわるQ&A

情緒やコミュニケーションの発達など子育てにはいろいろな側面があります。「情緒教育」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

犬か猫を飼う場合の注意点は?

子どもに優しい心を身につけてほしいので、犬か猫を飼いたいと思いますが、アレルギーなど注意すべき点を教えてください。

(1歳 女の子)

生き物を飼うことはお子さんの情緒教育にとって良いことではありますが、いろいろなリスクを気にしなくてはいけません。

1歳であればまだお子さんに手がかかる時期です。生き物を飼える状態なのかをまず確認する必要がありますね。生き物を飼うという大きな責任を検討して判断するといいでしょう。また、アレルギー体質のお子さんの場合は、飼う前は反応しなくても、猫や犬と一緒に生活していく上で、徐々に体がアレルギー反応を出してくることもありますので、そこも要注意です。

読み聞かせで注意点などありますか?

まだ赤ちゃんですが、寝るときに絵本の読み聞かせをしています。情緒教育の観点から、注意点などがあれば教えてください。

(8カ月 女の子)

絵本の読み聞かせは、お子さんの情緒や、ことば、コミュニケーションの発達にもとても良いですね。

お母さんが「読んであげなくては!」という義務感にとらわれるのではなく、遊びの中で一緒の時間を楽しむという心構えが大切だと思います。お子さんの気が乗らないときは無理強いをする必要はありません。また、お子さんが自分でページをどんどんめくってしまったり、聞いていないような場合もその子のペースあわせて声をかけながら興味を引き出すような関わりができるとよいと思います。絵本への興味はお子さんの世界をたくさん広げてくれるでしょう。

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