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くしゃみ・咳にまつわるQ&A

赤ちゃんがくしゃみをしていると、かわいいと思う反面、寒いのかなアレルギーなのかしらと心配になりますよね。「くしゃみ・咳」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

成長や発達など、他所のお子さんと比較していつも不安を感じています。

風邪をひいてなくても咳が多く、ごほんごほんと苦しそうにしています。

(10カ月 男の子)

乾燥や寒さなどの刺激によって咳が出ることがあります。

加湿をする、鼻水を取り除く、上半身を高めにして寝かせる、冷たい飲み物を飲む、などが咳を抑える効果があると言われています。感冒でないと思われてもアレルギーなど別の原因で咳が出ていることもありますので、長く続く場合は小児科の受診をおすすめいたします。

マスク以外でくしゃみを緩和するよい方法はないでしょうか?

家では大丈夫ですが、外に出るとよくくしゃみをします。花粉やほこりが原因かと思い、マスクをさせようとしますが嫌がります。マスク以外でくしゃみを緩和するよい方法はないでしょうか?

(1歳 女の子)

くしゃみは、体を守る反射ですから無理に止める必要はありません。

くしゃみは、異物を体内に入れないために外に出そうとする体の防御反射や、寒さなどの刺激による反射などが原因と考えられます。鼻毛など鼻腔内の防御機能が少ない小児ではくしゃみが出やすいことが考えられます。マスクは花粉やホコリを防いでくれますが、お子さんには難しいかもしれません。くしゃみは、体を守る反射ですから無理に止める必要はありません。それよりも帰宅したら、まずうがいや手洗いをしましょう。

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