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真似にまつわるQ&A

赤ちゃんはパパ、ママの真似をして発達します。言葉の真似や仕草の真似。「真似」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

こちらの動きに関心を示しません。心配ないでしょうか?

目の前で手をきらきらさせたりいろいろやるのですが、あまりこちらの動きに関心を示しません。心配ないでしょうか?

(10カ月 男の子)

意識して声かけをしたり、一緒に喜んだりする経験を積み重ねていきましょう。

10カ月くらいになると人見知りが盛んになるなど、周囲の人に対して関心や興味を持ちはじめるようになります。親子の共感(同じものを見て同じように感じること)の発達は、後のコミュニケーションや社会性の発達にもつながります。意識して声かけをしたり、一緒に喜んだりする経験を積み重ねていきましょう。「アイコンタクト」も大切です。アイコンタクトがうすかったり、なかなか人への興味や関心が見られないときは保健師や小児科医に相談してみてください。

言葉の真似で注意することはありますか?

言葉の真似が始まりました。話の内容や発音、イントネーションに気をつけなければと思いますが、その他注意することは?

(1歳 女の子)

赤ちゃんのことばの発達には、音の模倣(真似)がとても大切です。

赤ちゃんが真似しやすい言葉を話して聞かせたり、逆にママが赤ちゃんの発声を真似してあげるなど、いろいろ話しかけてあげましょう。バ行やマ行や繰り返しの音(ブーブ、ニャンニャンなど)は赤ちゃんが真似しやすい言葉です。まずは1語から2語くらいでの語りかけを心がけてみてください。

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