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病院にまつわるQ&A

子どもが小さいうちは、必然と病院にかかることも多くなります。ママにとって身近な「病院」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

赤ちゃんが病気になったとき、どの病院に行くべきか悩むときがあります。

先日、結膜炎のようになり小児科へ連れていったら「眼科へ行くように」言われました。小児科は子ども全般診てくれると思っていたので戸惑っています。

(8カ月 男の子)

お子さんの病気を診る入り口は小児科でよいと思っています。気軽に相談できるかかりつけの小児科を見つけましょう。

私は小児科医ですが、お子さんの病気を診る入り口は小児科でよいと思っています。もちろん、小児科医すべての意見ではなく、私の個人的な意見です。私のクリニックでは結膜炎の子も、中耳炎の子も、皮膚炎の子も、打撲症の子も、まず最初に当院に来ます。小児科医は子どもの病気について全般的な診察ができる必要があります。もちろん、より専門的な対応が必要であれば、専門の眼科、耳鼻科、皮膚科、整形外科を紹介しています。まずはお子さんについて心配なことがあれば、気軽に相談できるかかりつけの小児科を見つけましょう。

病院の待ち時間が長くて“院内感染”が心配です。

感染を防ぐため、病院に行く際に気をつけるべき点を教えてください。

(6カ月 女の子)

受診時のマスクの着用や、帰宅時のうがい・手洗いをきちんと徹底するとよいでしょう。

クリニックの待合室では感冒や感染症のお子さんが多く待たれています。院内感染をご心配される親御さんも多いことと思います。小児科クリニックでは麻疹や水痘など感染力が強い感染症に関しては隔離室などを用意しているところや、予防接種や健診などの時間を別に設けているところもあります。クリニックによっては乳児を別に逆隔離してくれるところもあります。そのような環境が整っているクリニックはより安心できますね。もし、そのような対策がない場合には、受診時のマスクの着用や、帰宅時のうがい・手洗いをきちんと徹底するとよいでしょう。受診前に電話などで確認するのも良いかもしれません。

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