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安全対策にまつわるQ&A

子どもが成長し行動範囲が広がるにつれて、いろいろな危険が身近なものになっていきます。「安全対策」について、ニコこどもクリニックの本田真美先生が答えてくれます。

[監修]ニコこどもクリニック
院長 本田真美先生

東京慈恵会医科大学卒 国立小児病院にて研修後、国立成育医療センター神経科などで勤務。医学博士、小児科専門医、小児神経専門医、身体障害者福祉法第15条指定医、おもちゃコーディネーターなどの資格を持つ。

ニコこどもクリニック 院長 本田真美先生

はいはいができるようになってから、気をつけるべき点は?

はいはいができるようになってから、とにかく台所に来たがります。危ないものが多いので来させたくないのですが…。気をつけるべき点などを教えてください。

(1歳 男の子)

誤飲の可能性のある小さい物を確認しておき、手の届かない場所に保管しましょう。

はいはいができる時期になると、好奇心も強くなりお子さんの行動範囲がぐっと広くなります。そのため、火傷や誤飲、打撲などのいわゆる「不慮の事故」が非常に多くなる時期でもあります。危険なものは赤ちゃんから遠ざけておくのはもちろんですが、大丈夫と思っている物でも誤飲などにつながることもあります。誤飲の可能性のある小さい物を確認しておき、手の届かない場所に保管しましょう。また、台所以外にはお風呂場なども事故の多い場所です。ドアをきちんと閉めることを心がけ、ゲートなどを取り付けて赤ちゃんが入れないようにしましょう。

車が近づくと駆け寄って行きたがります。危険を理解させる良い方法は?

幼稚園のお迎えバスが大好きで、車が近づくと駆け寄って行きたがります。危険を言い聞かせても理解できないようです。理解させる良い方法は?

(4歳 男の子)

分かりやすい言葉できちんと交通ルールをお話しておくようにしましょう。

4歳ころになると危険認知がだいぶ付いてくるので、分かりやすい言葉できちんと交通ルールをお話しておくようにしましょう。でも、頭では理解できていても道路の向こうに興味のあるものがあれば、まだまだ衝動的に飛び出したりしてしまう時期でもあります。言って聞かせることも大切ですが、まだこの時期は油断することなく、保護者が手を引いたり周囲を注意してあげることが必要だということを忘れないようにしていきたいものです。

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